ひさしぶりの「月曜読書ショー」!
岐阜市出身の作家、小島信夫さんの小説をポツリポツリと読んでいます。
つい最近物故されたのですが、経歴をみると岐阜市の中心部で生まれ、一時、幸ノ町に住んでいたとのこと。
幸ノ町はサンリ治療院のある町内です。
そんなことから好奇心が湧いてきたわけです。
小島信夫さんは芥川賞作家で、いちおう「第三の新人」にグルーピングされているのですが・・・
「第三の新人」たちは一筋縄ではいかないですねえ。
その後に登場する古井由吉さんたち「内向の世代」も、もちろんそうなのですが・・・
最近では、若手(もう若くないか・・)のこれまた芥川賞作家・保坂和志さんが敬愛するのがこの小島さんです。
(ちなみに保坂さんの芥川賞受賞作「この人の閾」も読みましたが、わりに楽しめました。)
小島さんが「アメリカンスクール」で芥川賞をとる前の作品群や、その後の短編も不思議な魅力があります。
いわゆる筋立てを追うようなものではないのです。
作中人物を突き放したような、共感しにくい作風ですね。
よくいわれているように、ロシアのゴーゴリや、カフカを日本の土俗的なものとミックスさせたような・・・
岐阜の古い方言が随所に出てくる短編もあります。
今後、代表作といわれる「抱擁家族」や「別れる理由」などにも手をのばして見るつもりです。
わたしはストーリーでぐいぐい読ませるような小説より、凝った文章や構成のものが好きな読み手ですので、小島さんはツボにはまるかも知れません。
はり灸専門 サンリ治療院 岐阜市
鍼灸師 舟橋寛延
http://www16.ocn.ne.jp/~sanri/